Partager

第三十三話⑱ ※※※

Auteur: 三木猫
last update Date de publication: 2026-06-16 10:39:03

階段を駆け下りて私と葵お兄ちゃんは2階へと向かった。

やっぱり謎が解けていないのはここが一番多いと思うから。

それにメダルの回収も大事だしね。

四階の謎解きにメダルは必須だし。

取りあえず、交換機を叩き壊してメダルを取りだそうかな。各階の交換機を壊せば各階で手に入るメダルは全部入手出来そう。

私だけだとちょっと壊すのも不安だけど。

「?、鈴ちゃん?どうしたの?」

葵お兄ちゃんがいるならきっと楽勝だよね。

何でもないと葵お兄ちゃんに答えて私は階段を降りた。

でそのまま2階へ足を踏み入れようとしたが、ここでとある事に気付いた。

「あれ?…私確かこのドア破壊したはず…。え?何でドアが元に戻ってるの?」

私が蹴破ったはずなのに、どうして?

しかも、全力で蹴ったんだから何か所か凹みがあったはずなのに、それもない。

「鈴ちゃん?ドア、どうするの?」

動きを止めた事に疑問を覚えたんだろう葵お兄ちゃんが私に向かって伺いをたてた。

「あ、うん。壊しても良いんだけど…」

「そう?じゃあ壊すね」

言うと葵お兄ちゃんは私が何回か蹴ってやっと破ったドアを一撃で蹴破った。

「さぁ、行くよ。鈴ちゃん。それでまずは
Continuez à lire ce livre gratuitement
Scanner le code pour télécharger l'application
Chapitre verrouillé

Dernier chapitre

  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十三話⑧ ※※※

    ここが、左下でこれが…真ん中っ! 終わったー…。 今回ピース数が多くて参った参った。 でもまぁ、私にかかればこんなもんよっ!どやっ! …誰もいない所でどやってもなぁ…。 さて、組み立ててる最中から理解はしてたけど、これ優兎くんと美智恵さんが何か乗りものに座ってる姿…窓の形から想像するに飛行機に乗ってる所かな。 どこに向かってるのかは解らないけど、優兎くんが私と出会った時と同じくらいに成長してるから…って言うか、待って? じー…。 んんんー? やっぱりこの格好記憶にあるなぁ…? もしかして、私達が会う前の写真かなぁ? 日本に向かってる最中なんじゃないかなぁ?なんて考えている最中に、光が私を包む。今度は一体誰になるんですかー? と思いながらも、光景が変わって…。「お母様っ!お母様ぁっ!」 優兎くんの声が聞こえて意識がハッキリした。 泣いている優兎くんを見て理解する。 あぁ、とうとう優兎くんのお母様が殺されたんだ。 ……あー…ほんっと腹立つわー…。 あの馬鹿共の所為で優兎くんはしなくていい苦労を、感じなくていい恐怖を、沢山沢山味わって来たんだから。 戻ったら真っ先に潰そう。うん。 改めてそう決意した。 意識がハッキリして来たのはいいんだけど、視界がクリアにならない。 声だけしか聞こえない。 優兎くんがお母様を想って嘆いている声。それから、 「優兎。お母様はもう…戻っては来ないんだ。いつまでも嘆いてはいけないよ」 ……はぁん? ちょいちょいちょい。 誰がどの口で言ってるの? 「お父サマ…」 「さぁ、優兎。行こう」 「は、い…」 んんんんんんんんっ!? 優兎くんの口調に違和感があるぞーっ!? あ、でも待って?…そうか。思い返してみたら、優兎くんと会った当時。 優兎くんは父親の言動に惑わされやすかった。ここで何かされてたのか。 だよね。良く考えたら、幼い時の優兎くんはルナさんのおかげで父親への疑惑を教えられていた筈だ。 でも会った当時の優兎くんは、色々な思考の狭間に揺れていた。 成程。全部あの父親達の所為だったって訳だ。 アイツラは、本当に…。 思考の中でイライラをつのらせていると、視界がクリアになってきた。 で、今度は私誰になるんだろう? って言うか、もしかしたら今度こそ…。「『はい、優

  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十三話⑦ ※※※

    これが、右上で…このピースが最後の一つ、と。 よしっ、出来たっ。 これは一体何の写真だろう? んー?多分この真ん中に、ベッドの真ん中にいるのが優兎くんだよね? 私と初めて会った時よりは幼いかも。 ベッドで眠ってる優兎くんの姿を見るとそう思う。 優兎くんの側に女性が手を握って眠ってる。この人って優兎くんのお母様だよね? 守る様に寝てる…抱きしめてる。パズルが光る。 そうして私はまた光に飲みこまれて行った。ガシャンッ!! 突然の何かが壊れる音に、私は目を開く。 二回目の経験だからか、現状の把握は速かった。 前回のアルバイトの姿ではないみたいだけど…私は一体誰になったの? いや、それよりも速く、音のした方に行かなきゃっ。 場所は前と一緒。優兎くんが両親と暮らしていた頃の家だ。 だとしたら場所はちゃんと把握済み。 走って、音がした部屋に飛び込むと、そこには優兎くんを庇うように抱き締めている優兎くんのお母様と拳を握り胸を張って威圧している優兎くんの父親(屑)がいた。 優兎くんのお母様の顔には殴られた青痣がいくつもあった。 顔にこれだけの痕が付いているのなら体は…。 優兎くんが怯えている。当然だよね。こんな暴力を振るう男が側にいたら怖いに決まっている。 「優兎を寄越せっ。そいつは私の息子だっ」 何でだろう?この言葉を真っ直ぐ受け止められないのは…。 息子と書いて駒と読む、みたいな? 「嫌ですっ!!優兎はお母様の下へ行かせますっ!お母様なら、ちゃんと上に立つ者として教育して下さいますっ!それに、私の家では代々女主が子供を教育すると決まっているのですっ!」 ん?そんな事美智恵さん言ってたっけ? …いや、記憶にないな。って事は優兎くんのお母様が優兎を助ける為に言った嘘って事か。 「うるさいっ!先代が死んで、鬱陶しいお前の兄ももうすぐ死ぬっ!そうなればこのFIコンツェルンの頭首は私だっ!私の言う事に従えっ!」 わお。馬鹿じゃん? 大きな企業ほど世襲制なんて馬鹿な事はしないってのに。 優兎くんのお母様はキッと優兎くんの父親を睨みつけた。 それが気に食わなかったんだろう。 拳を振り上げて、迫る父親に、 「奥様っ!」 私は思わず間に入って、その手を掴み思い切り背負い投げを決め込んだ。 「うぐあっ!?」 更に倒れた上から

  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十三話⑥ ※※※

    「…さん?」 …ん?誰かに呼ばれてる? 光の奥から声がして、意識がハッキリして来たと思ったら目の前に知らない女性のドアップ。 「ふみぃーっ!?」 「きゃあっ!?」 驚くよね。私も驚くけど相手も当然驚くよね。 二人で一歩後ろに下がり、きょとんとして向き合って。その光景が何だかおかしくて笑い合った。 「本当に大丈夫なの?具合が悪いとか?」 目の前の女性は私に心配気に言った。 でも、まぁ、体調が悪い所はないから。 「ううん。大丈夫。ありがとう。ついぼーっとしちゃった」 えへへと笑って誤魔化すと女性もふふっと笑って答えてくれる。 「駄目よ、仕事中にぼーっとしちゃ。なぁーんてね。その気持ち解るわぁ~。今日だもんね。奥様の出産予定日」 女性は嬉しそうに微笑んだ。 …奥様って、誰? うふふふっ。にっこり笑いつつも内心冷汗だーらだら。 そもそも私今何処にいるのっ!? ちょっとおさらいしようか? 私は優兎くんを助け出し、優兎くんが私達の為に薬に抗ってくれていて、そんな優兎くんをとにかく休ませてあげようとベッドに寝かせて、看病している最中に私も眠くなって。 夢を見てたんだよね。 優兎くんの記憶を弄っている薬の効果が解るような夢。 で、ただ何もない空間になって、そこに落ちていたジグソーパズルを組み立てたら光が……うん。おさらいしてもさっぱりわからんっ! どう言う状況?これ。 「家政婦って仕事、こう言う時にやりがいを感じるよね」 「そうねぇ」 つい咄嗟に答えてしまったけど、そっか。私今家政婦なのね? …私って今美鈴なんだろうか?それとも他の誰か? だって、足下を見ると、地面が近いのよ。私もうちょっと身長ある方だからさ? でも働いてるって事は、社会人な訳で。大人って事はもうこれから成長する事はないだろうし。って事は私の身長な訳ないんだよね。 鏡でもあれば違うんだろうけど…。 ……うん? そう言えば、違和感がない事が逆に不思議だったんだけど、ちょっとここおかしくない? 今会話している女性。目線が合わない。顔が解らないって言った方がいいのかな? 微笑んでいる事は解る。雰囲気でね? 私の姿だってデニムに企業名の入ったポロシャツを着ているって事は解るんだけど、その企業名はぼやけていて何て書いているか読めないし。 周囲だって、建物

  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十三話⑤ ※※※

    「不快…?」 私が首を傾げると、優兎は顔を顰めた。 「気持ち悪いから可愛い子ぶらないで」 気持ち悪いとなっ!? わわっ、始めて言われたっ!? えっ!?どうしようっ!?ショック受けるべきなんだけど、ちょっと本当言われ慣れてないからホントちょっと何だけど嬉しい…。 「美鈴。お前少し喜んでないか?」 「バレた…?」 「…何気にお前、優兎にはドSだよな」 「んー………てへっ♪」 笑って誤魔化すとして、さて、どうしようか。 多分優兎何か使われてるなぁ。 そして使ったのは、そこにいる女、なんだろうなぁ…。 スッと目線が鋭くなるのが自分で分かった。 何でって?決まってるでしょう。 怒ってるのっ。 「…鴇お兄ちゃん」 「…どうしたい?」 「優兎くんを確保ーっ!!」 私が優兎くんを指さして言った瞬間鴇お兄ちゃんが動いた。 目の前の女を突き飛ばし、優兎くんが身構える時間を与えず即背後に回り手刀を首に入れた。 でも流石優兎くん。それだけで意識を失うような事はなく、鴇お兄ちゃんに反撃しようとするが。その優兎くんに戦闘技術を教えたのは他の誰でもない鴇お兄ちゃんとママだ。 師を前に弟子が技術で敵う訳もなく、あっさりと担ぎあげられてしまった。 「は、離せっ!」 暴れる優兎くんにビクともしない鴇お兄ちゃん。 最近思うの。鴇お兄ちゃんの身体能力ってどうなってるの、って。 思わず遠い目をしたくなったけれど、私は私で目の前の女をどうにかしないといけないからね。 『な、なんなのっ!?』 『優兎くんを返して貰う。ただそれだけですよ?』 ニッコリ。 これ以上ないってくらい綺麗に微笑んでやる。 すると、目の前の女は落ち着きを取り戻したのか、ふんっと鼻息荒くこっちを見た。 『返すですってぇ?優兎はぁ、私のぉ、大事な人なのぉ。だからぁ』 『あ、うるさいから黙って。私の大事な優兎に手を出したんだから、息の根止められる覚悟出来てるんでしょ?大丈夫大丈夫。即止めてあげるから』 『な、なぁんですってぇっ!?』 分かりやすく目を吊り上げて私に向かい手を振り上げた、その手を片手で防いでその厚塗りの化粧顔を思い切りひっぱたいてやった。 パァンと良い音がする。うん。手が痛いねっ。 『こ、このっ』 今度は反対の手を振り上げてきたけど、また防いでひっぱたく。

  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十三話④ ※※※

    「鈴ちゃんっ」 葵お兄ちゃんが私のいるFIコンツェルンの役員室に飛び込んで来た。 「どうしたの?葵お兄ちゃん。優兎くんの居場所が分かった?」 優兎くんに仕込んでいたGPSは途中で捨てられたのか、壊されたのか、理由は解らないけれど、反応は途切れてしまっていた。 だから、別の方法で優兎くんの居場所を皆で探っていた…のだけれど。 葵お兄ちゃんがすんごく焦って飛び込んで来るもんだから、優兎くんの居場所が判明したっ?!と期待を…って、あれ? 何か反応が違う。 優兎くんの代わりに馬鹿がやらかした悪事を消して元の形に、何だったら前よりも少し良い感じに取り戻しているのを一旦切り上げて顔を上げると、葵お兄ちゃんがキョロキョロと何かを探していた。 「葵お兄ちゃん?」 「華菜ちゃんは何処にっ?」 「華菜ちゃん?華菜ちゃんなら隣の…」 秘書室にいるよ、と答えようとしてピンと来た。 「…何?葵お兄ちゃん。もしかして」 「そう。そのもしかして、だよ。一応逢坂くんに側に行って貰ったけど」 「……そう。ありがとう、葵お兄ちゃん。…鴇お兄ちゃん」 私はゆっくりと椅子から立ち上がると、鴇お兄ちゃんは直ぐに動いてくれて。 「こっちは問題ない。金山はそっちに向かわせておく」 「ありがとう。…華菜ちゃんの所に行こう。葵お兄ちゃん。あ、それから棗お兄ちゃんに、猪塚先輩の現在地分かったって伝えてくれる?戦力は多い方が良いからね」 「分かった。…鈴ちゃん?」 「?、なぁに?葵お兄ちゃん」 「…落ち着いてね?」 「ふみ?」 一瞬何を言われたのか解らなかった。 だって、私だいぶ落ち着いてるよ? 本気で分からないって顔してたんだろうな。葵お兄ちゃんがふっと苦笑した。 「…珍しいよね。鈴ちゃんがこんなに怒ってるの」 「ふみみ?」 「鈴ちゃんは本気で怒るって事、あんまりしないもんね。ここまで冷静に怒ってるのは僕も始めて見たかも」 「怒ってる…?」 「無自覚?」 尋ねられても、解らない。 でも確かに言われてみたら…私ずっと怒ってる、かも? 「……まぁ、怒って当然だけどね。優兎を攫われた訳だしね」 「だよね。…だけど、そうだね。こう言う時こそ冷静に、だよね?」 「え?あ、違うよ、鈴ちゃん」 「違うの?」 「うん。違う。僕はこう言う時こそ声を上げて良いと思

  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十三話③ ※※※(優兎視点)

    ―――ガンッ!!「――うぐッ!?」殴られた頬に鈍い痛みが走る。 先程胸を蹴られた時から胸にも痛みが走る。あばらの一、二本は既に折れているだろうと思う。 『おい。程々にしておけよ。そいつはまだ使う駒なんだ』 『解ってっけどよー。なんつーか、俺達が家を追い出されてる間に、こいつがのうのうと幸せに暮らしてたかと思うと腹立って仕方ねーんだよ、なっ!』ガスッ!…痛いなぁ。 殴られる経験って一般的にそうないと思うんだけど、男に殴られるってこんなに痛いんだ。 「…はぁ」 ゆっくりと息を吐いて痛みを逃す。 殴られると思う度に、昔佳織さんが言っていた事を思い出す。 【どうしようもない理由があって殴られそうになった時は全身に力を入れて耐えなさい。そして反撃のタイミングを待つ。相手は絶対に力を抜く瞬間があるから、そこを一気に一撃で仕留めなさい】 急所は狙う為にあるのよっ! と堂々と教えられた時、美鈴ちゃんと華菜ちゃんはうんうん!と真剣に頷いていたけれど、僕は正直どう言う顔をしたらいいか解らなかった、な。 何時使うのその知識と思ってはいたけれど、…うん。本当に役立つ時が来るんだからビックリだよね。 『ちっ、こんだけ殴ってんのに顔色一つ変えないって。相変わらず気持ち悪い奴だぜ』 『顔だけは女みたいな癖にな』 僕を殴るだけ殴って互いに笑い合っている二人を見ていると、この従弟共は全く変わってないんだなとしみじみ思う。 …昔の僕だったら。 美鈴ちゃんに助けられずにあのままお祖母様を刺してしまっていたとしたら。 僕はこいつらのこんな小さな言葉にも傷つき苦しみ、そしてもしかしたらこの命すらいらないとまで思ってしまっていただろう。 【そんなのは許さないからねっ!私の目が黒い内は絶対に許さないからっ!】 脳内の美鈴ちゃんが激を飛ばしてくれる。美鈴ちゃんの目の色は黒じゃないのにと突っ込みをいれたくなる。 美鈴ちゃん、心配してるだろうなぁ。 鴇兄達も絶対心配してくれてるだろうし…。 そろそろ脱出の為に動かないとなぁ。 腕と足は縛られてるけど、殴られて体が地面に擦れる度に縛られた縄を緩めてる。取れるまでもう少し。 体が自由になるまでもう少し。どちらかと言えば、問題はここが何処かって事だ。 意識を失わされた間に連れて来られたとは言え、【僕(FIコンツェル

  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十二話② ※※※

    「…美鈴?」声が聞こえて目を開くと、ママのドアップ。「美鈴。何をぼんやりしているの?早くその本を持って廊下に出てみなさい」そしてまたこのセリフ。私の手にはセーブの本。流石に二度も同じ事があれば、夢でも幻でもないって理解出来る。いや、元々夢の可能性は大分低かったんだけどね。そしてもう一つ、夢を否定するに思い至る理由がある。ここに、いつもママのドアップがあるこの時に戻る理由。こんな事現実的じゃないと思って、つい思考から排除してたんだけど…。でも…もう、そうとしか考えられない。私はやはり『手に持っていた』本を開いた。そこに書いてある文字は、私の文字。『ハートの意味が解らない。

  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十二話① 表裏の輪

    私の視界は真っ暗闇の中。 ふっ。私を舐めないで貰いたいわねっ。 毎度毎度この真っ暗闇を見ていたら、もう分かるもんねっ! ズバリ、私は気を失っているっ!どやぁっ! ……。 ………。 ……………しくしくしく。全くもって威張れたことじゃないのよぅ…しくしくしく。 何で私はまた意識を失ってるのー…。 えっと…、私は何でこうなってるんだっけ?気を失う前は確か…。 確か私は旭と一緒に買い物した帰りに、旭に扮した表門の人に刺されてー…はて? そこから記憶がないと言う事は、私はあそこで気を失ったって事だよね? んで、今現在意識がない、と。そう言う事だよね? でも

  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   外伝第一章 御三家ルート 第三十一話 無限ー御三家編ー

    ※ このお話は本編である『乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…』の三十話から続くお話です。まだ本編をお読みで無い方はまずは本編からお楽しみください。「姫。この鎖主体のデザインと、薔薇主体のデザイン、どっちが可愛いと思う?」「んー…、私としては薔薇の方が可愛いと思うんだけどー…、遠目から見てどっちが可愛いと思う?大地お兄ちゃん」「鎖デザインのネックレスと、薔薇デザインのブレスレットー。成程。姫ちゃんが一番可愛いー」「俺もそう思う。姫さんが一番可愛い」「確かに。姫が一番可愛いな」「ちょ、ちょっと三人共っ、デザインの話でしょーっ。私は関係ないでしょーっ。

  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十二話③ ※※※

    それから、襲撃のある8日まで。私は、一日一回はあえて外出し、買い物をするようにした。と言うのも、お兄ちゃん達が、遭遇すると言う形を作りたいと言ったからだ。ゲームにより近づける為なんだって。私としてはお兄ちゃん達だけ危険な目に合わせるつもりは毛頭なかったから、即頷いた。むしろ一日一回で良いのかと聞き返してしまった位だ。けど余計なことをしてもまたお兄ちゃん達の計画を崩すだけだよねとちゃんと思い止まった。買い物をして、華菜ちゃんの家に帰って、華菜ちゃんのご家族の代わりにご飯を作って、パソコンを借りて一日分の仕事をして。これを数日繰り返した。…私、本当にこれでいいのかなぁ…?ちょっと不安に

Plus de chapitres
Découvrez et lisez de bons romans gratuitement
Accédez gratuitement à un grand nombre de bons romans sur GoodNovel. Téléchargez les livres que vous aimez et lisez où et quand vous voulez.
Lisez des livres gratuitement sur l'APP
Scanner le code pour lire sur l'application
DMCA.com Protection Status